布ポスターとは?利用場面や飾り方も紹介
布ポスターは、布製のポスターで展示会やイベント、個人利用としてよく使われています。今回は、布ポスターがどのようなシーンで使われるか、特徴や飾り方などをご紹介していきます。
布ポスターとは?
布ポスターは、布製の生地に文字やイラストなどを印刷したポスターです。
耐久性や高級感のあるスエードや、耐水性に優れ折り目などがつきにくいソフトクロスなどの素材を使用しているものが多いです。
タペストリーと布ポスターの違い
タペストリーは、壁にかけて使うのが前提で上下に塩ビパイプと紐がついています。そのため、紐を壁にかけるだけの手軽さで飾れるのが特徴です。
一方、布ポスターは布に文字やイラストを印刷しただけの状態で塩ビパイプや紐はついていません。一般的なポスターは紙製なのに対し、布製の生地に印刷されたものを布ポスターといいます。
よく使われる布ポスターのサイズと費用相場
布ポスターは販売店によって取り扱っているサイズは異なりますが、B3~B0サイズ、A3~A0サイズを取り扱っている業者が多いです。
幅広いサイズがあるためどのサイズを選ぶべきか迷った際は、使用場所や用途に合わせて選びましょう。学会では広い会場でも目立つようなA0サイズなどの大きなポスターが使用されます。アニメや同人グッズなど、個人利用の場合は部屋に飾れるようなB2やB3サイズが使用されています。
B3サイズを例にとると、費用相場は1,200円~2,000円程度です。費用は施されている加工や納期によって変わってくることがあるという点も押さえておきましょう。
布ポスターのメリット・デメリット
布ポスターは紙製のポスターと比べてどのような特徴があるか紹介します。
<メリット>
- ・畳めるため持ち運びがしやすい
- ・耐久性がある
<デメリット>
- ・インクが滲み出る可能性がある
紙ポスターはシワがつくとそのまま残ってしまうのに対し、布ポスターは布素材のため、選ぶ素材によってはほとんどシワがつきません。そのため畳んでの持ち運びがしやすいです。また、破れにくいため長く使う場合などにも適しています。
ただし、素材によっては濡れた状態でこするとインクが滲み出ることがあります。湿気が気になる場面で使う際は、耐水性のある合成布などを使うといいでしょう。
布ポスターの利用場面
布ポスターは、展示会、学会やイベント用として使われることが多いです。大きいサイズにも対応しているため、遠くから見てもらう場合にも適しています。
その他にも、同人グッズやインテリアなど趣味や生活のグッズなどとして選ぶのにもおすすめです。
布ポスターの飾り方
布ポスターは布に印刷された状態なので、タペストリーのように付属の棒や紐がありません。以下では、布ポスターを飾るときの方法を紹介します。
◆クリップでつるす
布ポスターの上部をクリップで挟み、クリップ部分にひっかけるように押しピンを刺すと布ポスターを傷つけずに飾れます。
◆マグネットを貼る
マスキングテープを使って壁にマグネットを貼り、布ポスターの上からマグネットを貼り付ける方法もあります。選ぶマグネットによっておしゃれに飾ることも可能です。
◆タペストリー用の棒を使う
前と後ろから挟むマグネットタイプの紐がついたタペストリーグッズもあります。さらに、布ポスターを差し込んで使えるタペストリー用のグッズもあるので好みに合わせて飾れます。
まとめ
布ポスターは持ち運びにも便利で、紙ポスターに比べ耐久性があります。持ち運びがしやすくシワにならないポスターを作りたいという人におすすめです。
紹介している布ポスターを傷つけない飾り方で、インテリアの一部として利用するのもぴったりです。
イベントやインテリアに使えるポスターの生地に悩んでいる人はこの機会にぜひご確認ください。