タペストリーを看板として使う方法!使用例やおすすめの生地を紹介

タペストリーを看板として使う方法

看板を作りたいと考えたときに、タペストリーを看板として使う方法を思いつくかもしれません。一方で、ほかの看板と比べてタペストリーの看板にはどんなメリットやデメリットがあるか、タペストリーで看板を作る場合のポイントなどについて疑問に思うこともあるでしょう。このコラムでは、タペストリーを看板として使う場合のメリット・デメリットやほかの看板との違いを紹介しています。また、看板使用時のおすすめサイズと生地、タペストリー使用時の注意点などもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

タペストリーは看板として使える?

タペストリーをカフェの看板として活用している図
タペストリーをキッチンカーのメニュー表として活用している図

タペストリーは看板として使うことができます。

タペストリーを看板として活用する場合、壁や窓の外側にかけて飾ったり、店の脇に突き出すように設置したりする方法があります。

かけて飾りたい場合は、店内の壁や窓などの平面に設置するように吊り下げることで飾ることができます。おすすめのメニュー・商品の紹介や、イベントの告知に使うことができるでしょう。キッチンカーなどにも使える方法です。

突き出すように飾りたい場合は、店の脇や街路灯に棒を通したり紐をかけたりすることで飾ることができます。商店街のフラッグや、アーケード内の幕のような見た目を想像するとわかりやすいでしょう。

タペストリーを看板として使うメリット

まず、タペストリーを看板として使うメリットを紹介します。

さまざまな場所に設置しやすくはがれ落ちにくいことから、タペストリーは窓や壁面、天井などの空間を有効活用できます。壁や店頭に吊り下げることで、店内の目隠し効果も期待できるでしょう。

また、飲食店やイベントブースなどの限られたスペースで、アイキャッチの役割を果たすのもタペストリーのメリットです。メニューやイベントの内容をしっかり伝えやすいため、宣伝効果も期待できます。

タペストリーを看板として使うデメリット

タペストリーを看板として使うデメリットも確認しておきましょう。

タペストリーは両面印刷できますが、その際は工夫が必要です。具体的には、遮光素材を使ったり、天井から吊り下げたりといった製作・設置方法がよいでしょう。
まず、遮光性がないと両面印刷をした場合にデザインが透けて、お互いに干渉してしまいます。天井に設置すれば色んな方向から訴求できますが、壁際などではせっかくの両面印刷の効果が発揮しにくくなってしまうのです。

また、タペストリーは平面的なため、スタンド看板や突き出し看板などと比べると目立ちにくいことも考えられます。設置できそうな場合は店頭や街路灯に突き出して設置する方法も検討してみるとよいでしょう。

タペストリーを看板として使用する例とおすすめのサイズ

タペストリーを看板として使用する例と、おすすめのサイズを紹介します。屋内と屋外、それぞれのパターンで簡単にまとめましたので、参考にしてください。

屋内でタペストリーを使う例

店内に飾られたハンバーガーのタペストリー
タペストリーを室内のメニュー案内として活用している図

屋内でタペストリーを使う場合、お客様と近い位置にあり、見てもらえる機会も多いため、大きすぎないサイズがよいでしょう。

外向き看板として窓の近くに設置する際のおすすめは、B1・ショート・レギュラー以下のサイズです。腰高窓や小窓を想定したサイズで、自然と目に留まりやすいでしょう。

展示会のブースなどの出展ではA0・B0・ワイド、ポスターとしての使用ではA2・B2がそれぞれおすすめのサイズです。

屋外でタペストリーを使う例

店舗の前に飾られたパスタのタペストリー
タペストリーを商店街の突き出し看板として活用している図

屋外でタペストリーを使う例を紹介します。

店舗の前でメニュー案内として使ったり、突き出し看板のように使ったりするときは、B1・ショート・レギュラー以下がおすすめサイズです。

また、雨除けや日よけも兼ねた大きなサイズを店頭に用いる場合、ワイドがおすすめです。ワイドサイズは高さ180cm×幅90cmのため、店頭やキッチンカーに設置すると目立ちやすいというメリットもあります。

屋外で使用する際は、自治体の屋外広告物条例を確認しましょう。歩道や車道に看板が出る幅や、路面から看板の下側までの高さなどを確認してタペストリーを選ぶとよいでしょう。

なお、紹介するおすすめサイズは、タペストリーキングにおけるサイズの表記を基準にしています。以下のコラムでも詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

タペストリーにおすすめの生地は、屋内と屋外それぞれで異なります。

展示会や期間限定イベント・新メニューの告知など、主に屋内での短期使用にはテトロンポンジがよいでしょう。なお、屋内で繰り返し利用するなら、耐久性もあるトロマットがおすすめです。高級感を重視するならスエードの生地もあるので、検討してみてください。

屋外や街路灯広告など、雨風にさらされやすい場所では、ビニール素材のターポリンが適しています。水濡れや破れに強く、かつ写真・イラストを鮮やかに見せたいならユポ(合成紙)もおすすめです。

テトロンポンジの生地画像

※画像はテトロンポンジ生地です。詳しくは取り扱い生地一覧をご確認ください。

取り扱い生地一覧はこちら

タペストリーとほかの看板との違い

タペストリーは、紐をひっかけて設置できるアイテムです。スタンド看板や壁面看板と比べると、設置・組み立てが簡単でコストも抑えられます。また、タペストリーはスペースが少なくても設置できることもメリットです。

ポスターと比較した場合、雨風にさらされても影響を受けにくく、太陽光で変色しづらいといった特徴もあります。

タペストリーを使用する際の注意点

タペストリーを看板として屋外で使う場合には、屋外広告物に関する決まりを守らないといけません。場所によって設置できる看板の種類やサイズが異なるため、事前に確認が必要です。

また、人が集まる場所での利用する際は、防炎加工が必要なケースもあります。そのため、イベントやブース出展などでは、主催者側にしっかり確認しておきましょう。

今回のコラムでは、タペストリーを看板として使う場合のメリット・デメリットやほかの看板との違い、看板使用時のおすすめサイズと生地、タペストリー使用時の注意点などをお伝えしました。

幅広い用途で使用できるタペストリーは、看板での利用に適しています。

コラムを参考に、看板制作時にはタペストリーを選択肢の一つにしてみてください。

※タペストリーで選択可能なサイズや仕様などの詳細は各商品ページをご確認ください。