布を使ったタペストリーの作り方紹介!時間をかけずに簡単手作り

布を使ったタペストリーの作り方紹介

部屋のインテリアやお子さんの記念日・誕生日の飾りとして自作のタペストリーを作りたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

しかし、実際にタペストリーを作るとなると「作る時間がないからあきらめよう…」「タペストリーの手作りなんて費用がかかるし難しいでしょ?」と断念してしまう方もいるかもしれません。

そこで今回は、時間や費用を極力かけずにタペストリーを自作する方法をご紹介します。書き写すだけの作業でおしゃれな雰囲気のオリジナルタペストリーを作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

タペストリーの作り方は何種類かありますが、今回は布生地に油性ペンを使ってデザインを書き写すだけの作り方を説明します。ちょっとした空き時間に作成したり、お子さんと一緒に作業したりできます。

タペストリーを自作するうえで必要な材料を用意しましょう。主に必要なものは下記の4つです。
・布 35cm×50cm
・両面テープもしくはのり
・ポールもしくは紐(今回は突っ張り棒)
・油性ペン

全て100円均一ショップなどで購入できるものなので、比較的安価で手に入るでしょう。布は家にある古着などでも代用可能ですし、ペンやテープなどもすでに持っていれば、余計な費用をかけずに制作できます。使用する布の大きさは飾る場所と完成イメージに合わせて変更してください。

タペストリー作り材料

タペストリーのデザインは、パソコンやスマートフォンで作成しプリントアウトする、もしくは手書き図案を使用するのどちらでも大丈夫です。今回はワードで作成しA4サイズでプリントアウトしました。
布の素材によっては、細かい字を書くと滲む場合があるので文字の大きさには気を付けてデザインを作成しましょう。

お子さんと一緒にタペストリーを作るときは、お子さんの絵や文字を布にそのまま書くのも良いでしょう。

デザイン制作

デザイン作成が終わり次第、布に書く準備をします。まずは、プリントアウトした紙や手描き図案を机の上に固定します。その際、ガイドの紙が動かないようにマスキングテープや両面テープでしっかり固定しましょう。クリップなどでまとめて固定する方法もあります。
布に書き写す前に、油性ペンのインクが机に写らないように別の紙を敷くことをおすすめします。

布を上に被せる際は、書いているときにズレてしまうことがあるので、シワにならないようガイドの紙と布の間に両面テープを貼るを貼るとよいでしょう。

書き写し準備

書き写しの準備ができたら、慎重に書き写していきましょう。まず、文字を縁取っていきデザインのバランスを見ながら進めていきましょう。
書き写す際は布の厚さ・色によって図案が見えにくい場合があります。その場合は、光を下からあてると透けて見えやすくなるので、布と紙を重ねた状態のまま窓にあててみたり、ライトを後ろから当ててみたりすると良いでしょう。

書き写し

タペストリーのデザインを書き写すことができたら、紐もしくはポールを通していきましょう。
今回は、両面テープを使って棒袋仕様にし、突っ張り棒を使用しました。布の大きさ、重さによっては両面テープで棒袋仕様にして飾ると重さに耐えられない場合があります。その場合は両面テープでなくても、のりや針と糸で縫う方法で作ることもできます。

また、突っ張り棒以外でも紐を通せるパイプや紐のみで飾ることもできます。飾る場所の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。

紐もしくはポール通し

紐やポールを通したらタペストリーの完成です。
今回は、100円均一ショップの布を使用したタペストリーの作り方を紹介しました。今回紹介した材料は全て100円均一ショップで手に入れることができます。
制作時間は1時間ほどで簡単に作ることができました。

タペストリー完成

今回紹介した写し書き以外にもタペストリーを自分で制作する方法があります。
転写シートを使い布に貼り付ける方法と、紐を使って編んでいくマクラメ編みです。

転写シートを使ったタペストリーの作り方は、写し書きに似ています。
準備するものは写し書きの材料に加えて、「転写シート」と「アイロン」が必要です。
タペストリーのデザインを転写シートに反転させて印刷し、アイロンで布に貼り付けます。アイロンに貼り付ける際に体重をかけしっかりプレスするようにしましょう。
転写シートを布から剥がすときは、転写シートの熱が冷めたか確認してからゆっくり剥がすと綺麗に転写されることが多いです。熱を使って生地に転写シートを貼り付けるため、火傷しないよう気を付けて作業をしてください。

シールのように張り付くので、印刷するデザインに画像やイラストを入れて作ることができます。

マクラメ編みは紐を編み込んで模様を作る方法です。紐の指定はなく、コットンの紐や古着の生地など使用する素材と編み方により出来上がりの雰囲気が変わってきます。
タペストリーを飾る場所の雰囲気に合わせて素材と縫い方を選ぶと良いでしょう。編み込み方法は様々ですが、平編みやねじり結びがよく使われています。今回紹介した作り方とは違い、文字やイラストは入れにくく模様を自分で作っていく方法になります。

材料は棒と紐・ハサミのみになり、今まで紹介したタペストリーの中では材料は少なめです。
しかし、デザインを考え結び方を間違えないよう編みこんでいく必要があるため写し書きに比べて製作時間がかかります。

タペストリーには材質や形、デザイン等が決まっていないため、多くの種類があります。

・材質

タペストリーの材質

特に決まりはありませんが、布タイプと紐タイプで出来たものの2種類に分けられます。布タイプは、文字や写真など作成したデザインを布に印刷したり、すでにデザインが出来上がっている布を使用したタペストリーです。紐タイプは、主に紐で模様を編んでいくマクラメ編みと呼ばれるタペストリーです。

その他アレンジをしていく中で手ぬぐいやセメント袋などを使用して作成する方法もあります。

・形

タペストリーの形

タペストリーの形は長方形のタイプや下部が三角▼に切られているもの、下部が丸くU字になっているタイプなどがあります。材質と同様、特に形は決まっていません。

・デザイン

タペストリーのデザイン

タペストリーはデザインが決まっていないため、部屋の雰囲気や使用用途に合わせてデザインを変えるのがおすすめです。部屋の雰囲気が北欧やアジアン、アメリカンスタイルであれば同じ雰囲気のデザインを用いると統一性が出て良いでしょう。

例えば、北欧スタイルであれば白やベージュを使用したシンプルでナチュラルな自然を用いたデザインがよく見られます。
アジアンスタイルであれば、アースカラーのブラウンを基調とした民芸の柄をしたデザインのものが多いです。
アメリカンスタイルであれば、レトロでポップなデザインやニューヨークなどアメリカの街並みをデザインしたタペストリーがあります。

使用用途や部屋の雰囲気に合わせて作ってみましょう。

タペストリーのデザインと仕上がりにもっとこだわりたい方はタペストリーキングへお任せください。
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WEB上デザイン作成プランではテンプレートをご用意しており、文字やイラストを少し変更するだけでデザインを作ることができます。
もちろん、1からデザインを作ることも可能ですので気になる方はぜひ一度お試しください。

WEB上でデザイン作成!

WEB上デザイン作成プランで掲載されているテンプレートと1からデザイン作成したサンプル画像の一部をご紹介します。

テンプレート紹介